今季絶望となったラフィーニャ【写真:Getty Images】
バルセロナのMFラフィーニャ・アルカンタラは、チャンピオンズリーグ(CL)のローマ戦で右膝を負傷した。検査の結果、右膝前十字靭帯損傷とのことで同選手はシーズンに別れを告げることになりそうだ。17日付けスペイン紙『マルカ』が報じている。
ラフィーニャはローマ戦の61分にMFイヴァン・ラティキッチと交代してピッチに入った3分後、MFラジャ・ナインゴランに背後からタックルを受け、右膝を負傷し交代していた。当初から負傷の度合いが心配されていたが、最悪の診断結果となってしまった。
右膝完治のためには手術を要し、リハビリ期間も含め今シーズンの復帰は絶望的となった。さらにバルセロナは未成年選手獲得問題によりFIFAから制裁を受けており、来年1月まで選手登録が出来ない厳しい状態となっている。
ラフィーニャは、今シーズンすでにリーグ戦で3試合出場しており、さらに夢であったブラジル代表デビューも果たし順風満帆であった。しかし、最大の試練を迎えることになっている。
ナインゴランのタックルによって長期離脱者が出るのは2人目となってしまった。今年3月8日に行われたセリエAのローマ対キエーヴォ戦でナインゴランはMFフェデリコ・マティエッロと交錯。同選手のタックルを受けたマティエッロは脛骨と腓骨を骨折する重傷を負った。
なお、ナインゴランは既にラフィーニャに対して「傷つける意図はなかった」と謝罪したと報じられている。
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