A代表とU-23ベトナム代表を兼任する三浦俊也監督(写真提供:ベトナムフットボールダイジェスト)
リオデジャネイロ五輪予選を兼ねたAFC U-23選手権2016の組み合わせ抽選会が12日にカタールで行われ、三浦俊也監督率いるベトナムは、ヨルダン、オーストラリア、UAEと同じグループDとなっている。
抽選結果について、A代表との兼任で指揮を執っている三浦監督は「ベトナムにとって簡単なグループではない」と気を引き締めながらも、「この大会は選手たちにとって大きな経験になる。12月から大会に向けた準備を始め、親善試合を組む方針だ」と語った。
ポッド4に入ったベトナムは格上との対戦が続くが、「ベトナムが決勝トーナメントに進出できると考えている人は多くないが、我々はベストを尽くす。サッカーにサプライズはつきものだ」と自信を覗かせている。
ベトナム国内では三浦監督の解任を望む声が高まっている。ベトナムサッカー連盟(VFF)のドアン・グエン・ドゥック副会長も「監督を交代すべき」と主張するなど、日に日に立場が危うくなってきている。
三浦監督としては、好成績を収めることで周囲を納得させたいところだろう。
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