エリク・モンバエルツ監督【写真:Getty Images】
横浜F・マリノスは17日、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第11節・FC東京戦に向けて練習を行った。
エリク・モンバエルツ監督はFC東京について「1stステージも2ndステージも安定していて、上位に食い込んでいる」と波の少ない戦いぶりに着目した。さらに「攻守のバランスが取れていて、代表選手もいる力のあるチーム」と続けた。
この日の練習で、セットプレーの確認を行った。FC東京には優れたキッカーと得点力のある選手がいるが、「東京戦のためということではない」とモンバエルツ監督。「現代サッカーはセットプレーの得点が多いので、続けて練習している」と、日頃からセットプレーの対策は怠っていない。
今節の展望としては「ミスが少ない方が勝つ」という。そして、ゲームをコントロールするためには「2つの方法がある」と指揮官は述べる。
ひとつは高い位置でポゼッションすることで相手を下げさせ、奪われた後もすぐに取り返すこと。もうひとつは守備的に構え、コンパクトなブロックを作ってスペースを消す。そして、奪ってから素早い攻撃を仕掛けること。
その「2つの方法」を横浜FMもFC東京も備えているとモンバエルツ監督は話す。そのため「両チームともこの2つのやり方を状況によって使い分ける試合になる。ミスが少ないチームが勝つというゲームになる」と説明した。
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