3.フェルナンド・ジョレンテ(セビージャ)
フェルナンド・ジョレンテ【写真:Getty Images】
昨季ヨーロッパリーグ(EL)史上初となる2連覇を果たしたセビージャだが、今季のリーグ戦では大きく躓いている。今季はここまで3戦2分1敗の未勝利。4失点を許した守備陣にも課題は多いが、深刻なのはここまでわずか1得点の攻撃陣。
3-0で快勝したミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)ボルシアMG戦ではケヴィン・ガメイロにゴールが生まれたが、リーグ戦でコンビを組むフェルナンド・ジョレンテはいまだ無得点だ。
195cmの長身ストライカーは、この夏ユベントスからフリーで加入。持ち味である巧みなポストプレーは、DFラインへの抜け出し、スピード、決定力を武器とする相棒ガメイロとの相性は良いように思えるが、ここまで2人の連携から生まれたゴールはない。
ユベントス時代にはアルバロ・モラタ、カルロス・テベスの控えという立場ながら重要な場面でゴールを決めてきたジョレンテ。“アンダルシアの雄”の復活には、31歳のスペイン代表ストライカーの奮起が不可欠だ。
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