1.ペトル・チェフ(アーセナル)
ペトル・チェフ【写真:Getty Images】
チェコ代表の守護神ペトル・チェフが、118日ぶりにスタンフォード・ブリッジに帰ってくる。しかしそれは、“ブルーズ”のゴールマウスを守るためではなく、赤いユニフォームを纏ったチームの守護神として。
チェルシーで長年に渡ってゴールマウスを守り続けてきたチェフは、この夏新たなキャリアを求めてアーセナルへと移籍した。北ロンドンのチームでも守護神に君臨し、8月2日のコミュニティシールドでチェルシーを完封している。
しかし、今回の対戦はアーセン・ヴェンゲル監督が初めてジョゼ・モウリーニョ監督から勝利を掴み取った一戦のそれとは大きく異なる。今節の舞台は長くプレーしてきたスタンフォード・ブリッジだ。90分間、チェフはプロとしてアーセナルの一員としてかつてのチームメイトのシュートを阻まなければならない。
しかし、試合終了のホイッスルが鳴れば、スタンフォード・ブリッジのサポーターは黄金期を支えた守護神を拍手で迎えてくれるはずだ。
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