ディナモ・ザグレブ戦で退場したFWオリヴィエ・ジルー【写真:Getty Images】
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、チャンピオンズリーグ(CL)のディナモ・ザグレブ戦で退場したFWオリヴィエ・ジルーに対する判定に不満を述べた。17日の英紙『ガーディアン』が報じている。
ディナモ・ザグレブの本拠地に乗り込んだアーセナルは、24分にオウンゴールで失点すると、40分にはジルーが2枚目のイエローカードをもらい退場した。一人少なくなったアーセナルは58分にも2失点目を入れられて突き放される。
セオ・ウォルコットが79分に1点を返したものの、追いつくことはできず1-2で敗戦した。この試合で退場となったジルーに対する判定について、ヴェンゲル監督は納得がいっていないようだ。
「最初にもらったイエローカードはジルーのファールだと理解できる。彼は抗議していたが、抗議すべきではなかったかもしれない。しかし、2枚目についてはファールではなかった。相手に触れただけであり不運だったと思う。私は審判の判定が理解できないよ」
マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティに続いて、プレミア勢としては3チーム目となる敗戦をしたアーセナル。反対に、リーグ戦で低迷しているチェルシーはマッカビ・テル・アビブに勝利していた。
アーセナルにとっては6シーズン続いているベスト16の壁を破るべく挑んだ一戦だったが、初戦から苦しい状況に追い込まれることとなっている。
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