モンゴル戦で5得点を叩き出した久保建英【写真:佐藤博之】
U-15日本代表は16日、「AFC U-16選手権インド2016予選」の初戦となるU-15モンゴル代表との試合を迎えた。“00ジャパン”にとって初の公式戦となった試合は、エースの久保建英(FC東京U-15むさし)が5得点を挙げる活躍を見せ、17-0とモンゴルに完勝した。
試合は前半7分、瀬古歩夢(セレッソ大阪U-15)のPKで先制に成功すると、そこから日本が圧巻のゴールショーを見せる。2分後には久保が追加点を挙げることに成功。
その後も、宮代大聖(川崎フロンターレU-15)、棚橋尭人(横浜F・マリノスジュニアユース)、平川怜(FC東京U-15むさし)、鈴木冬一(セレッソ大阪U-15)など攻撃陣がゴールを量産し、前半を10-0で折り返す。
圧倒的に格下のモンゴルが相手とはいえ、圧巻のパフォーマンスを見せた日本。その中でも際立っていたのは、前半だけで4ゴールを挙げた元バルセロナの久保だった。先制点を奪った直後の追加点、FKでの直接ゴールなど日本のゴールラッシュを牽引した。
後半も日本は攻撃の手を緩めない。後半頭から投入された中村敬人(三菱養和SC巣鴨ジュニアユース)が早々に11点目を奪取。その後も日本が得点を重ねる中、この日5ゴール目となる久保の得点も飛び出す。
その後、平川と宮代もそれぞれハットトリックを達成するなど、結局試合は、17点差をつけて、日本がモンゴルを終始圧倒する形で勝利し、20日の香港戦へ向けて絶好のスタートを切った。
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