【レアル・マドリー】CR7、2試合8発の大暴れ
CLシャフタール戦でハットトリックを決めたクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
メッシと同じく開幕2試合でノーゴールだったレアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドは、第3節エスパニョール戦で大爆発。前半20分でハットトリックを達成すると、後半にも2点を決め、終わってみれば1人で5得点を叩き出した。開幕2試合でゴールがなく「スランプ」とまで報道されていたが、完璧な結果を出してみせた。
マドリーでのリーグ通算ゴール数を「231」とし、元主将のラウール・ゴンザレス氏が持つ228ゴールを抜いてクラブ歴代最多得点を記録した。
だが、C・ロナウドのゴールラッシュはこれで終わりではない。3日後に行われたチャンピオンズリーグ(CL)シャフタール・ドネツク戦で、後半に2つのPKを成功させると、マルセロのシュートのこぼれ球をヘディングで押し込んでハットトリックを達成。公式戦2試合で8ゴールと、昨季までの本来の姿を取り戻した。
CR7はこのハットトリックによりCL通算80得点とし、歴代ゴールランキングで単独首位に踊り出た。さらに、自身33回目となったハットトリックは、スペインのクラブに所属した選手として歴代最多となった。1位はメッシの32回だったが、エスパニョール戦で首位タイとなり、シャフタール戦で単独トップとなった。
マドリーに加入して昨季までの時点でリーグ戦200試合226得点を決めたC・ロナウドは、この先も“いつものように”ゴールを決め続けることは間違いない。
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