放出が噂される本田圭佑【写真:Getty Images】
ミラノダービーで低調なパフォーマンスに終始した日本代表FW本田圭佑の去就が騒がれている。15日、イタリア『カルチョメルカート.com』が報じた。先日、契約延長の難航が報じられていた本田だが、早ければ来冬での移籍もありえるようだ。
先週末のインテル戦でトップ下として先発出場したものの、印象的なパフォーマンスをみせることができず一部メディアでは「戦犯」とも批判されたミランの本田。同メディアによれば、年俸250万ユーロ(約3億円)という「非常に高額な選手」にも関わらず、低調なパフォーマンスが続く同選手にフロントは失望し続けているという。現在、本田の年俸はチーム内5番目に高額だ。
本田とミランの契約は2017年6月までとなっているが、来冬もしくは今夏の放出も十分にありえるとみられている。その他にもミランはDFクリスティアン・サパタ、DFアレックスとも契約を延長しない意思をみせている。一方で、DFマッティア・デ・シリオは延長予定だ。
シニシャ・ミハイロビッチ監督からは守備面での一定の評価を得ている本田。しかしながら、背番号「10番」で「トップ下」という役割を背負う以上、チームの勝利に直結した仕事を果たすことが求められる。20日、23日、27日で行われるセリエAでの3連戦が、本田の今後を左右する正念場となりそうだ。
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