「そのつもりでここに来ている」。本人も語る競争への理解
もちろん、交代云々で一喜一憂するべきではない。ラニエリ監督も「(選手交代は)戦術的な理由だ。(岡崎の)プレーは悪くなかったが、これまでほどの極上のパフォーマンスではなかった。シンジは代表戦を2試合こなして、世界中を飛び回って帰ってきた。容易なことではない」と話している。
本人にもそんな気は毛頭なく、さらにバーディやマレズ、ウジョアや新加入のダイアーとの競争も刺激的に感じている。
「もちろん、そのつもりでここに来ているし。試合に出られるか分からないというのは、気持ち的には嫌かもしれないけど。でもプレミアに来たら『これかぁ』という感じ。想像していていたとおり、かな」
だが一方でサッカーの世界では結果がすべてだ。この点については、当然岡崎も十分理解している。
この日は21分と43分にゴールチャンスがあったものの、どちらも逃している。特に前者。フリーでボールを受けたが、トラップが大きくなりシュートチャンスを逸した21分については本人も悔しがった。
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