今夏シャルケからヴォルフスブルクへ電撃移籍して話題をさらったユリアン・ドラクスラーが12日のインゴルシュタット戦で加入後初の公式戦に臨んだ。

　先発でトップ下に入ったドラクスラーだが、決定的な働きを見せられずチームもスコアレスドローに終わった。試合後にデビュー戦を振り返ったドラクスラーは自身の出来に不満を示している。独『ビルト』が伝えた。

「改善の余地がある。僕にはまだ少し時間が必要なんだ」と語るドラクスラーは、低調だったインゴルシュタット戦の結果に満足しておらず、「何人かのチームメイトを知るには2日間しかなかった」と代表ウィークによる練習不足を原因に挙げた。

　そして「あと1回か2回、意図的にゴールを狙えたシーンがあった」とし、フィニッシュの局面でプレーに決定力を欠いたと悔やんだ。

　マンチェスター・シティへ移籍したケビン・デ・ブライネの後釜であり、クラブ史上最高額の移籍金で加入したドラクスラーには相応のプレッシャーがかかる。新10番としてすぐにでも結果が求められ、結果が出なければ強烈な批判を浴びるだろう。

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