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今夏の移籍市場で大金を費やしたクラブTOP10。世界に見せつけた“金満クラブ”の財力

text by 編集部 photo by Getty Images

2位:バレンシア

今夏の移籍市場で大金を費やしたクラブTOP10。世界に見せつけた“金満クラブ”の財力
ベンフィカから獲得したロドリゴ【写真:Getty Images】

【収支】
支出:1億4175万ユーロ(199億1250万円)
収入:5010万ユーロ(67億6350万円)
利益:-9165万ユーロ(-134億4900万円)

【主な獲得選手】
ロドリゴ(ベンフィカ):3000万ユーロ(約40億5000万円)
アルバロ・ネグレド(マンチェスター・シティ):2800万ユーロ(約37億8000万円)
アイメン・アブデヌール(モナコ):2500万ユーロ(約33億7500万円)
アンドレ・ゴメス(ベンフィカ):1500万ユーロ(約20億2500万円)
ジョアン・カンセロ(ベンフィカ):1500万ユーロ(約20億2500万円)
サンティ・ミナ(セルタ):1000万ユーロ(約1億3500万円)
アンデルソン・サントス(ブラガ):950万ユーロ(約12億8250万円)
マシュー・ライアン(クラブ・ブルージュ):700万ユーロ(約9億4500万円)

【主な売却選手】
ニコラス・オタメンディ(マンチェスター・シティ):4460万ユーロ(約60億2100万円)
アンドレス・グアルダード(PSV):280万ユーロ(約3億7800万円)
ビクトル・ルイス(ビジャレアル):270万ユーロ(約3億6450万円)

 一時期は財政難により破産寸前だったバレンシアだが、2014年10月にシンガポール人資産家のピーター・リム氏がオーナーに就任すると経営状況が劇的に改善。金銭面での不安がなくなったバレンシアは、ベンフィカから期限付き移籍で加入していた3選手を完全移籍で獲得するために ユーロを投資。オタメンディが抜けた穴にはアブデヌールを獲得するなど、積極的な補強を進めている。

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