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岡崎が迎えた今季最初の“山場”。コンディションに不安も…代表2ゴールの勢い持続なるか

text by 編集部 photo by Getty Images

昨季からの不安定さが拭えないヴィラ

岡崎が迎えた今季最初の“山場”。コンディションに不安も…代表2ゴールの勢い持続なるか
アストン・ヴィラで好調のスコット・シンクレア【写真:Getty Images】

 一方、“中堅クラブ”のヴィラはその波に完全に乗り遅れてしまった。

 昨季は第25節にしてわずか12得点という深刻な得点力不足を受け、シーズン途中でポール・ランバート監督を解任し、ティム・シャーウッド監督を招聘。13試合19得点とやや向上は見られたものの、シーズン終盤まで残留争いを強いられてしまった。

 今季はキャストが一新。大エースのクリスティアン・ベンテケ、守備の要ロン・フラール、中盤のファビアン・デルフらがクラブを去り、ジョーダン・アイェウ、ジョーダン・アマビ、ジョーダン・ヴェレトー、イドリッサ・ゲイェなどをフランスから大量輸入。

 しかし、今季のスタートは4試合4得点5失点で1勝1分2敗の12位と、その不安定さが改善しきれたとは言い難い。

 マンチェスター・シティから獲得したスコット・シンクレアは4試合3得点と好調だが、攻撃の中心となるべきガブリエル・アグボンラホールにはいまだゴールがなく、チームとしても昨季のモタモタを引きずる形で新シーズンを迎えてしまった。

 8年ぶりの対戦となった昨季は、リーグ戦とFAカップで計3度対戦。レスターはホームでの試合こそ勝利しているものの、ヴィラ・パークで行われた2試合は連敗を喫している。

 今季の最低目標は「プレミア残留」であるレスターにとって、シーズン終盤戦で残留争いのライバルとなり得るヴィラにはきっちりと勝っておきたいところだろう。

【了】

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