戦術のみならずメンタル面での変化ももたらす
10日付の『キッカー』誌に対して、ギュンドアンは「難しいことを処理する前に、僕たちはまず簡単なことを行う」と話した。
8月30日のヘルタ・ベルリン戦の後では、香川が「考えすぎている部分が去年はたくさんあったのかなっていう気がしましたし、今は本当に試合に入ったら試合に入りきれている」とコメントを残した。
そして『シュポルトビルト』誌に対して、ロイスが言う。
「監督は各人に良く接して、自分がチームを助けることができるという気持ちを与えているように感じる」
トゥヘルは、こうしたメンタル的な変化をBVBにもたらした。ボールポゼッションという戦術面で異なるスタイルを付け加えただけではなく、選手たちのプレー面でのポテンシャルを存分に引き出すことにも成功したのである。
そして「ファンタスティック4」が花開いた。
それでもロイスは「まだ早過ぎる」と言う。バイエルンに抵抗できるかどうかを論じるのは時期尚早だ、と。
「翌週、翌月に示されるだろう」
「翌週」の17日、ヨーロッパリーグの本戦がスタートする。
そして「翌月」10月4日のミュンヘンで、2つの「ファンタスティック4」は、相対することになる。
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