バイエルンに移籍したMFキングスレー・コマン【写真:Getty Images】
今夏にバイエルン・ミュンヘンに加入した19歳のU-21フランス代表MFキングスレー・コマンが会見を開いた。10日にクラブのオフィシャルサイトでコメントを発表している。
コマンは2017年6月までの期限付きでユベントスからバイエルンに加入した。レンタル料は700万ユーロ(約9億5000万円)で買取オプション付きとされている。コマンは会見でバイエルンに加入することを決めた理由を説明した。
「バイエルンは、僕のプレースタイルに合うクラブだ。リーグ戦はイタリアよりも力が均衡しているし、ゴール数も多い。それが僕にとってはより重要だ」
また、「すぐにプレーできる。良いコンディション状態だ。やれと言われればできる」と語り、試合に向けて準備が整っていることを強調している。
一方、コマンを獲得した理由についてスポーツ・ディレクター(SD)のマティアス・ザマー氏は「彼にはスピードがあり、高い俊敏性、テクニック、そしてインテリジェンスを兼ね備えている。これらが我々のチームの関心を引く条件だ」と、同選手の特徴がチームのプレースタイルに合っていることを示した。
昨季はユベントスで公式戦20試合に出場し、19歳でありながらチャンピオンズリーグ(CL)などの大きな大会を経験している。バイエルンこそが自分のプレースタイルに合うチームと考えたコマンとしては移籍が正しかったと思わせるような活躍をしたいところである。
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