バルセロナのハビエル・マスチェラーノ【写真:Getty Images】
バルセロナMFハビエル・マスチェラーノが、脱税の疑いで税務署から告訴された。スペイン紙『マルカ』が10日付けで報じている。
同紙によると、マスチェラーノは2011年と2012年に自身の肖像権譲渡で得た合計で150万ユーロ(約2億円)を脱税した疑惑があり、税務署から調査されていた。同選手は契約するナイキとバルセロナでの肖像権を管理するポルトガルのマデイラ島とアメリカのマイアミに登記してある自身の会社を通じて得た利益を申告しなかった疑いがある。
同じくアルゼンチン人でチームメイトであるFWリオネル・メッシも肖像権収入脱税の疑いで調査されているが、マスチェラーノは自身の責任を認め税務署へはすでに支払いを済ませたようだ。
税務署は、同選手への追加課税は行わないとしている。しかし、検察からの告訴は避けられないようで、同選手は近々法廷での証言のため裁判所に呼び出されるとのこと。いずれにせよ最も軽い刑罰が課せられるようで、チームに影響が出るような事はないようだ。
Mascherano defraudó al fisco 1,5 millones de euros http://t.co/xtjFUIYDOt pic.twitter.com/XaqkP2Ehme
— MARCA (@marca) September 9, 2015
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