マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン【写真:Getty Images】
23歳のドイツ代表GKは、母国の首都ベルリンで成し遂げたチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献したひとりだ。フィールドプレーヤー顔負けの足元の技術に加え、準決勝バイエルン戦でロベルト・レバンドフスキへのセーブがUEFA年間ベストセーブ賞に輝いたように、シュートストップの能力も折り紙付きである。
しかし、バルサでは“カップ戦要員”という位置づけであり、リーグ戦は一貫してチリ代表GKクラウディオ・ブラーボがゴールマウスを守ってきた。そのため、リーグ戦ではいまだ1試合もプレーできていない。
そのテア・シュテーゲンにもチャンスが巡ってきた。ブラーボが負傷離脱したため、今節のアトレティコ・マドリー戦で念願のリーガデビューを飾ることになりそうだ。脱・カップ戦要員へ…自身初のリーグ戦で、アピールを誓う。
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