レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
移籍マーケット最終日にレアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに巨額オファーが提示されていたと、ブラジルメディア『グローボ・エスポルテ』が報じている。
同メディアによると、移籍マーケット最終日の8月31日にパリ・サンジェルマン(PSG)がC・ロナウド獲得になんと1億5000万ユーロ(約202億5000万円)もの仰天オファーをマドリーに提示していたと伝えている。もちろんマドリーからの返答は「ノー」だ。
しかし、もし仮に成立していたならば、自身がマンチェスター・ユナイテッドからマドリーに移籍した際の史上最高額である移籍金9400万ユーロ(126億9000万円)を大幅に更新することになる。
底なしの予算を誇る“金満クラブ”の長であるPSGのナセル・アル・ケライフィ会長は、いつの日かC・ロナウドの獲得を夢見ているともいわれている。
今夏はUEFAが定めたファイナンシャナルフェアプレー(FFP)の緩和によってアンヘル・ディ・マリア獲得を含む1億1600万ユーロ(156億6000万円)を移籍市場に投下している。
巨額オファーが届いたとはいえ、同じく豊富な予算を誇るマドリーが易々とスーパースターを手放すことは考えにくい。PSGの財政規模を考えれば十分に1億5000万ユーロは予算内ではあるが…。果たしてアル・ケライフィ会長の野望が実現する日は来るのだろうか。
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