多くのクラブから関心を示されたU-21イングランド代表FWジェームズ・ウィルソン【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属する19歳のU-21イングランド代表FWジェームズ・ウィルソンに対して、20以上のクラブが関心を持っているようだ。7日の英紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によると、ユナイテッドが19歳のフランス代表FWアントニー・マルシアルを獲得したことで下部組織出身のウィルソンを放出する可能性が浮上し、それに反応したイングランド2部のダービー・カウンティなど、20以上のクラブが関心を抱いたとしている。ユナイテッドはレンタル移籍の形で放出することを検討しており、場合によっては買取オプションをつける可能性もあるようだ。
昨季はリーグ戦13試合出場で1得点という結果に終わっており、今季は未だにリーグ戦で出場がない。しかし、現地時間3日に行われたU-21イングランド代表対U-23アメリカ代表の親善試合では、決勝点を決めて1-0の勝利に貢献している。
だが、FWウェイン・ルーニーやFWメンフィス・デパイなどのポジションに割って入ることは難しく、22歳のFWウィリアム・キーンはプレストンへ期限付き移籍し、メキシコ代表FWハビエル・エルナンデスはレバークーゼンへと売却している。
イングランドで将来が期待されているウィルソンが、出場機会を求めて他のクラブに行くことも選択肢の一つにあるかもしれない。
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