カンボジアとは異なるアフガニスタンの特徴
アフガニスタンはドイツやオランダの下部リーグでプレーする選手が多く、局面のテクニックと体の強さはシンガポールやカンボジアの比ではない。
その分、ゴール前をひたすら固めることは考えにくく、ある程度引いて来るにしても、より攻守の切り替わりが発生することが予想できる。ゴール前の強度も増すが、10人がペナルティエリアの中にいる様な状況でなければ、左右のクロスもより効果的になるはずだ。
二次予選から最終予選までアジアの戦いは決して簡単ではなく、アフガニスタン戦もその例外ではないが、1つ1つ勝利を積み重ねる中でも成長し、チームのベースを高めていかなければ世界に出る時の力になっていかない。
そのまま酒井宏樹と長友のセットになるのか、酒井高徳か米倉恒貴がチャンスを得るか分からないが、状況に応じたサイドバックの攻撃参加、サイドハーフの選手との関係、それらがどうチャンスにつながるかを見ていくことで、次の評価にもつながってくる。
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