米倉恒貴【写真:Getty Images】
日本代表は6日、イランの首都テヘランで2日目のトレーニングを行って8日のW杯アジア地区2次予選アフガニスタン戦に向けて汗を流した。
東アジアカップでのプレーを評価され、本職でない左サイドバックとして選出された米倉恒貴は、同じポジションの先輩である長友佑都から日々たくさんのことを学び取っている。
「間近で初めて見て、本当に驚くくらい走っていたし、やっぱりすげえなと思いました。海外でプレーしているだけあって、あれだけ最後はクロスっていうのはなかなか、同じサイドバック目線で言ったらすごいことだし、まだまだ盗まなきゃいけないものが沢山ある」
そう語る米倉は長友とのプレーを「自分にとっては財産」と表現し、短期間でより多くの技を習得しようと意欲的だ。
また、「(左サイドを)練習でやることで、コツをつかめたり、感覚をつかめたりする」と語る通り、両サイドに対応できる特性は選手にとってもチームにとっても大きなメリットになる。
ジェフユナイテッド市原・千葉やガンバ大阪で培った右サイドバックとしての技術と、長友佑都から授かった左サイドの業を駆使し、日本屈指のDFとしての評価を確立できるか。米倉は代表を経験したことで「自分ももっと成長しないといけない」と強烈な刺激を受けている。
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