香川真司【写真:Getty Images】
日本代表は6日、イランの首都テヘランで2日目のトレーニングを行った。
冒頭を除いて非公開だった練習の内容について香川真司は「クロスの上げ方、入り方であったり、そういうところの精度をより高めていくこと」を意識したものだったことを明かした。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督からはクロスに対する入り方に関して「もっとスプリントを増やせ」、「スピードの緩急をもっと出すことを意識しろ」と指示されているという。
先週3日のカンボジア戦では多くのクロスをペナルティエリア内へ送りながら、得点に結びつけられなかった日本は、早速その部分の修正に取り掛かっている。
香川自身も絶好機を外してしまうなど精彩を欠いただけに、アフガニスタン戦ではボールを積極的に受け、「ゴール前に入り込んでいく姿勢を出して、待ってるんじゃなくてどんどん自分から動き出す」ことを意識してトレーニングに励んでいる。
アフガニスタンはカンボジアほど引かず、ある程度前に出てくることが予想され、香川のようなタイプの選手にとっては活躍のチャンスになる。完全アウェイの一戦に向けて日本の10番は「(相手が前に出れば)スペースが生まれると思うので、そういうのを絶対モノにしていきたい」と汚名返上を誓った。
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