マンUのエースとして活躍するルーニー【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドを2012/2013シーズンまで率いていたアレックス・ファーガソン氏が、今や絶対的エースとして活躍しているイングランド代表FWウェイン・ルーニーがユナイテッド移籍を2度断っていたことを明かした。4日の英紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によると、ファーガソン氏は「ジム・ライアン(コーチ)が、14歳のアカデミーの試合から戻ってきた後、彼は凄い選手を見てきたって言ったんだ。その選手はルーニーのことなのだが、獲得しようとしたけど失敗したよ」と同選手獲得のエピソードを語った。「彼はエバートンに残りたがっていたし、愛していた。彼はトフィーズ(同クラブの愛称)のファンだからね」と、当初はユナイテッド移籍に否定的だったようだ。
「彼が16歳になったときに我々は再び獲得を試みたんだ。でも断られたよ。だが、その後にルーニーがアーセナル戦でゴール決めていたところを誰もが見たと思うけど、それでライアンが言っていたことを確信したよ。彼はユナイテッドの選手になるってね」
ルーニーは2004年8月にエバートンからユナイテッドに移籍金2560万ポンド(約44億4000万円)で加入。2004/2005シーズンはリーグ戦29試合で11得点を記録し、ファーガソン氏の期待どおり大活躍していた。しかし、今季はリーグ戦4試合でノーゴールと波に乗れていない。果たして、ユナイテッドの点取り屋は復活することができるのだろうか。
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