マンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属するGKダビド・デ・ヘアのレアル・マドリーへの移籍が破談になったことで、スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ監督が同選手の将来を不安視しているようだ。2日の英紙『デイリー・スター』が報じている。
デル・ボスケ監督は「彼はプロである以上、この状況から抜け出さないといけないね。私は彼が再びプレーできて、幸せになることを願っている。彼が活躍するならばメンバーに呼ぶこともできるが、今後の活躍次第ではEUROに参加することは難しいかもしれないね」と語り、ユナイテッドでの活躍が来年フランスで開催されるEURO2016のメンバー招集に向けた今後を左右することを示唆した。
デ・ヘアはスペイン代表でまだ6試合の出場しかないが、マドリーからポルトに移籍したイケル・カシージャスの後継として期待されている。マドリーでのプレーは叶わなかったが、モチベーションを落とさずユナイテッドで活躍したいところである。
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