補強・総合力診断
マンチェスター・シティ 予想フォーメーション
補強診断 A+
最大の目玉は移籍金4900万ポンド(約95億円)で獲得したスターリングと5400万ポンド(約105億円)で獲得したデ・ブライネの両翼だ。スターリングはいまだゴールがないものの、日々存在感を増しているおり、デ・ブライネは昨季のブンデスリーガで10得点21アシストを記録するなど、シティのゴールをより確実なものにできる存在だ。
“鉄人”オタメンディはシティの守備を更に強固なものとし、デルフはピッチに活力を与える。昨季は選手層の薄さからシーズン終盤でチェルシーに勝ち点差を付けられてしまったが、今季はよりパワーアップしているのは確実だ。
総合力診断 A
2シーズンぶりのリーグ優勝へ、これ以上ないスタートを切ったシティ。エースの“新10番”セルヒオ・アグエロ擁する前線を筆頭に、各ポジションでリーグ屈指の戦力を揃えた。
層の厚い守備、中盤に対し、ネグレドやジェコを放出したFWには、アグエロといまいちフィットしきれないウィルフリード・ボニーの2人。チャンピオンズリーグと並行して戦うには、若干心許ないか。いずれにしても、リーグ優勝の最有力候補とみて良いだろう。
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