補強・総合力診断
チェルシー 予想フォーメーション
補強診断 B+
チェフ、ドログバ、F・ルイスが抜けた穴にはベゴビッチ、ファルカオ、アブドゥルラフマンを獲得し、ひとまず戦力は維持した。ジョゼ・モウリーニョ監督は1分1敗とスタートダッシュに失敗したリーグ戦の失態を受け、ペドロを獲得。ライバルのユナイテッドを出し抜く狡猾さは高く評価されるべきだろう。
その一方で年齢のよる衰えが懸念されるテリーの後継者として獲得を熱望していたジョン・ストーンズを逃したのは痛い。締め切り間近にジロボジをナントから獲得して頭数は揃えたものの、DFラインの抜本的な解決には至らないだろう。
戦力診断 A-
電光石火の早業でマンチェスターの2クラブが狙っていたペドロをかっさらうと、WBA戦では1G1Aの戦列デビューを飾った。スペイン代表の加入は、チームをひとつ上のレベルに押し上げる存在となり得る。
しかし、大きな不安材料となるのはジョゼ・モウリーニョ監督だろう。これまで率いてきたチームでは、就任2年目に最も好成績をあげる一方で3年目には問題を引き起こしてチームを離れる傾向にある。今季も、まだ開幕したばかりとはいえ、スタートダッシュの失敗など”3年目のジンクス”を繰り返す雰囲気を漂わせている。
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