補強・総合力診断
ドルトムント 予想フォーメーション
補強診断 B
昨季まで正守護神を務めていたヴァイデンフェラーの年齢が35歳となり衰えが見えてきているため、その後継者としてビュルキを獲得できたことは大きい。また、昨季のベストイレブンに選ばれたカストロの加入は戦力アップの要因の一つとなりそうだ。
さらに、19歳ながら1860ミュンヘンの主力として活躍しU-20ドイツ代表としてもプレーしているバイグルの加入は、今後のチームにとってプラスに動くだろう。しかし、個の打開力を備えたストライカーの獲得には至っていないことはマイナス点だ。ネームバリューを多く保有しているバイエルン・ミュンヘンに対抗できるかはチーム力次第となりそうだ。
総合力診断 B+
香川真司を筆頭にオーバメヤンやロイスといった攻撃陣がすでにゴールを挙げており、ビュルキを中心とした守備陣も無失点試合を演じるなど、全体がバランスよく機能している。昨季は怪我に悩まされたロイスの活躍はチームにとって明るい材料となるだろう。
今季から新しく指揮を執るトーマス・トゥヘル監督はプレシーズンからチームをまとめあげ、ブンデスリーガ開幕戦から2連勝とスタートダッシュに成功したことは評価に価する。2011/2012シーズン以来、バイエルンにリーグ優勝を譲っているが、今季はタイトル争いに絡みたい。
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