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プレミア、この夏も大盤振る舞い! 移籍市場の投資金額が過去最高に

text by 編集部 photo by Getty Images

プレミア、この夏も大盤振る舞い! 移籍市場の投資金額が過去最高に
左からスターリング、マルシアル、デ・ブライネ【写真:Getty Images】

 現地時間1日の夕方6時、欧州主要リーグから1日遅れてプレミアリーグの移籍市場が締切を迎えた。

 今夏も例年のように大型移籍が実現。ビッグクラブだけでなく中堅クラブまで積極的に補強を進めたことで、今季の夏の移籍市場でプレミアリーグのクラブが費やした金額は過去最高額を記録したようだ。英紙『テレグラフ』が伝えている。

 これまでの最高記録は昨季の夏の移籍市場で、合計8億3500万ポンド(約1628億2500万円)。それに対し、今季はこれを上回る8億6200万ポンド(約1680億9000万円)の金額が動いた。

 中でも最も多くの金額を費やしたのはマンチェスター・シティだ。リバプールからイングランド代表FWラヒーム・スターリングを4900万ポンド(約95億5500万円)で、ヴォルフスブルクからベルギー代表MFケビン・デ・ブライネを5400万ポンド(約105億3000万円)で獲得に成功。

 守備の要にはバレンシアからアルゼンチン代表DFニコラス・オタメンディを3200万ポンド(約62億4000万円)で獲得するなど、全クラブ最高額の1億5420万ポンド(約300億6900万円)をつぎ込んだ。

 また、隣町のライバルであるマンチェスター・ユナイテッドはバスティアン・シュバインシュタイガー(バイエルン)やメンフィス・デパイ(PSV)ら4選手の獲得に7500万ポンド(約142億円)を投資。

 そして最終日にモナコからフランス代表FWアンソニー・マルシアルを3600万ポンド(約63億円)で獲得している。

 これにストーク・シティがインテルから獲得したスイス代表MFジェルダン・シャキリ(1200万ポンド、約23億円)やウェスト・ブロムウィッチがゼニトから獲得したベネズエラ代表FWサロモン・ロンドン(1200万ポンド)など中堅クラブの積極的な補強が重なり、今回の記録に繋がっている。

 毎年のように移籍市場で巨額の金額が動くプレミアリーグ。この夏も例に漏れず“大盤振る舞い”を見せた。

【了】

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