宇佐美貴史【写真:Getty Images】
W杯2次予選の2試合を控えた日本代表は1日、練習を行った。
宇佐美貴史はJ1でここまで16ゴールを挙げ、得点ランキング首位を走っている。しかし、ここ4試合は無得点が続いてる。
「なるべく早く取れる状態に戻ることが理想」と話したが、クラブでも左サイドでプレーすることがあり、FWの時よりゴールとの距離は遠くなった。
ただ、敗れた2nd第7節・FC東京戦後も手応えを口にしており、その感触は今も持っているようだ。「ポジションが変わって左サイドとして確率が少なくなる中で、成長の波かなと思う」と、現状を悲観してはいない。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の求めるものは高いが、「(監督は)サッカーをいろんな角度から年数を重ねて携わってきた方。要求っていう部分には応えていきいたい」と、結果で示す意思を見せた。
2次予選初戦となったシンガポール戦は引き分けに終わった。今回も相手は引いて守りを固めてくることが予想され、宇佐美も「難しい試合にはなると思う」と覚悟している。
それでも、勝たなければいけないことは明白。「同じミスは2回できないですし、ホームでやるのも今年ラストなので、勝つ姿っていうのを見せたい」と、スタジアムに駆けつけるサポーターに勝利を届けるつもりだ。
【了】