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ストロートマン、1年半で3度目の左ひざ手術を受け再び長期離脱へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ストロートマン、1年半で3度目の左ひざ手術を受け再び長期離脱へ
ケビン・ストロートマン【写真:Getty Images】

 ひざの負傷で長期離脱を強いられているローマのオランダ代表MFケビン・ストロートマン。2014年に左ひざを手術して以降、一度復帰したものの今年1月に再手術を余儀なくされて今季開幕に間に合わせてのカムバックは叶わなかった。

 依然リハビリの進行が思わしくなく、先月末には再々手術の可能性も報じられたが、それが現実となってしまった。1日、ストロートマン本人がツイッターを更新し1年半で3度目の手術を受けると明かした。

「残念ながら僕の左足には力が入らず、すぐにトップレベルでプレーできる状態ではない。ここ数週間多くの専門家に助言を求め、ローマのメディカルスタッフからも将来的に違うひざの問題を最低限にし、再び力を取り戻せるように前十字靭帯の再建手術を受けた方がいいとアドバイスをもらった。これから手術を受けてくる」

 これによってさらに数ヶ月の離脱は避けられなくなり、再び復帰時期のわからない暗闇へと突入することになった。本人だけでなくローマやファンにとっても大きなショックだろう。

 ストロートマンは「今後数ヶ月ローマやオランダ代表に貢献できず本当に残念に思っている。だが、できるだけ早くピッチに戻れるよう全力を尽くすよ」と前を向き、復帰への強い思いを述べている。

 一時は術後の経過が芳しくなく、サイクロプス・シンドローム(じん帯再建の術後に関節内が線維化してひざの可動域が狭まってしまうなどの症状が出る)を起こしていると報じられるなど、本格的な復帰すら危ぶまれるほどだった。

 それでもストロートマンは以前のレベルに戻るべく努力を続けている。今後10年オランダの中盤を支えると期待された逸材が、その力を再びピッチ上で見せる日を誰もが待ち続けている。

【了】

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