ダビド・デ・ヘア(左)とケイラー・ナバス(右)【写真:Getty Images】
現地時間8月31日、夏に移籍マーケットが締切を迎えた。多くの選手の移籍が続々と決定する中、最大の注目だったマンチェスター・ユナイテッドのダビド・デ・ヘアとレアル・マドリーのケイラー・ナバスによる大型GKトレードは実現しなかった。
スペイン紙『アス』によれば、移籍破談の原因はユナイテッドが送ったファクスがスペインプロリーグ機構(LFP)へ期限までに届かなかったことにあるようだ。
ユナイテッドは移籍金2200万ポンド(約42億9000万円)でマドリーとデ・ヘア移籍に合意していたとも報じられていた。ナバスの方もマドリードですでにメディカルチェックを済ませており、移籍の準備は整っていたはずだった。
プレミアリーグの移籍市場締切は現地時間9月2日までのため、ルール上はナバスのユナイテッド移籍の可能性は残されている。マドリーは23時59分に送られていたことを主張しているが、デ・ヘアの移籍が成立しなかったことでナバスの移籍も事実上消滅した。
この夏大きな注目を集めたビッグディールだったが、1枚のファックスを巡って文字通り“白紙”となってしまった。
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