遠藤航【写真:Getty Images】
日本代表は31日、ロシアW杯2次予選のカンボジア戦とアフガニスタン戦に向けて始動した。
東アジアカップで3戦全てに出場した遠藤航が、引き続き選出された。今回は海外組も加わったベストメンバーだ。「少し選手とコミュニケーションを取れたので、これからまた楽しみだなと思います」と、競演を心待ちにした。
湘南ベルマーレでは3バックの右を務め、東アジアカップでは右サイドバックでプレーした遠藤。ディフェンスの選手だけに守備に対するこだわりは強い。
「まず1対1で負けないことだったり、自分のところでボールを奪えるシーンを出していければ」と練習から持ち味を発揮する意思を見せた。
さらに「攻撃参加していくところは自分の良さだと思う」とも話しており、後方から前線へ上がっていく機会を狙うつもりだ。
ハリルジャパンはここ4試合勝利がなく、6月に行われたW杯アジア2次予選ではシンガポールにまさかの引き分け。練習前のミーティングでもこのことについては話があったようで、「この2試合は勝たなきゃいけない」と遠藤も責任感を口にした。
失望が大きい東アジアカップで、遠藤のパフォーマンスは数少ない収穫だった。海外組に混じっても遜色なくやれるということを証明したいところだ。
【了】