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香川真司 9年前

全3得点演出の香川、公式戦8戦全勝のチームに自信「負けない流れある」「常にフォローいる」

現地時間30日、ドルトムントは原口元気が所属するヘルタ・ベルリンとホームで対戦し、3-1で勝利を収めた。この試合で先発フル出場を果たした香川真司は、1アシストを含む全3得点を演出し、チームの勝利に貢献している。試合後、香川が記者の質問に答えた。

text by 編集部 photo by Getty Images

「セットプレーから点が入って楽になった」

――この試合は3-1で勝利した。内容と結果について

全3得点演出の香川、公式戦8戦全勝のチームに自信「負けない流れある」「常にフォローいる」
全3得点に絡んだ香川真司【写真:Getty Images】

「いやもう最初本当に暑くて。相手も5バック気味でスペースもなかなかなかったし、こっちの前線も凄く足が止まったり、もちろんスペースがないのでどこに動けばいいのかっていうのもありましたので、凄くスペースを見つけるのに苦労した。ただ上手くボールをもっと慌てずに回し続ければ良かったのかなという気はします。

 もっと効率よく、オバ(ピエール=エメリック・オーバメヤン)のサイドのスペースを使えばいいって監督に言われましたけど、もっとそういうところを、スペースがない中で見つけていかなきゃいけないし、そういう意味では苦労しましたけど、ただセットプレーから点が入ったことは本当に気持ち的に楽にハーフタイムを迎えられました」

――ショートコーナーで中に切り返してファーを狙う、ヨーロッパリーグ(EL)オッド戦のアウェイでもそうだったが、狙いのひとつか

「ショートコーナーを使え使えって前から言われていたんで、うまくそれが結果に繋がって良かったし、いいボールが上げれたんじゃないかなって思います」

――普段だったら守りのとき4-2-3-1の形で香川選手はトップ下の位置で始まるが

「基本的には3ボランチでしたけど、守備になったら前に行くようにって言われていました。なかなかそこの行き方が今日、特に前半は空いていなかった。どこから行けばいいのかっていうのをチームとして統一出来ていなかったし、それが常々一歩遅れていた。まして暑くてプレスにチームとしての一体感がなかったので、そういう取りどころが今日はなかなか見つからなかったですね」

――普段だったらどういうところで取りたかったか

「もちろんサイドに追いやって取りたかったですけど、もう一回キーパーに戻されたりして、チームとしてラインを下げたときにまた詰められたりしてボランチ入れられて遅れてまた俺が行って、またトップ下ぐらいに当てられて、そこで取りきれなかったんで苦労しましたね」

――2点目のシーンを振り返って

「ビッグクラブとやったら一発でオフサイドを取られると思うので、あれはヘルタのディフェンスラインのミスかなという気がする。俺もちょっと遅れたかなと思ったけど、あれはラッキーでしたけどね。ただああいう狙いは大事ですし、逆サイドのサイドバックがあそこに上がってくるっていうのはやっぱりこういう引いた相手には大事なんで、そこは今後も狙っていきたいなと思っています」

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