ブンデスリーガ第3節が30日に行われ、ドルトムントがヘルタ・ベルリンを3-1で破り開幕3連勝を飾った。
トップ下で先発した香川はこの試合の先制点を絶妙な左足クロスでアシストし、2点目はゴールにつながる浮き球パス、さらに後半アディショナルタイムにはアドリアン・ラモスのダメ押し点を生むパスを見せるなど全3得点に絡む大活躍を披露した。
このハイパフォーマンスを受け、独『ビルト』は先制点を挙げたマッツ・フンメルスとともに最高評価となる「1」を与えた。ドイツの採点は他国と違い、「1」から「6」までの11段階で表され、数字が小さいほど高評価となる。
また、地元紙『ルール・ナハリヒテン』もフンメルスとともにチーム最高タイとなる「2.5」で香川のプレーを称えている。
他に独『デア・ヴェステン』はイルカイ・ギュンドアンとフンメルスの「2」に次ぐ「2.5」を香川に与え、「この日本人はドルトムントの攻撃陣最強の男で、最初の2得点に絡んだ。先制ゴールを正確なコントロールで演出している。26歳の強力なひとつのアクションによって2-0と先行できた」と勝利に大きく貢献した日本代表MFの活躍を大絶賛している。
一方、ヘルタの1トップとして奮闘した原口元気には厳しい評価が下されている。序盤に決定機を逸した場面もあり、全体的に貢献度の低かったプレーに対し『ビルト』はチーム最低タイの「5」を与えた。
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