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ミラン、苦しみながらも今季初勝利。本田ベンチで代役が決勝点アシスト

text by 編集部 photo by Getty Images

ミラン、苦しみながらも今季初勝利。本田ベンチで代役が決勝点アシスト
出場なしに終わった本田圭佑【写真:Getty Images】




【ミラン 2-1 エンポリ セリエA 第2節】

 イタリア・セリエA第2節が現地時間29日に行われ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはホームでエンポリと対戦した。

 ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は開幕戦のフィオレンティーナ戦の敗北を受けて中盤をテコ入れ。背番号「10番」を背負う本田に替えてトップ下はMFスソ、左インサイドハーフにMFジャコモ・ボナベントゥーラを起用した。

 両チームのスターティングメンバーは以下。

【ミラン:4-3-1-2】
GK:D・ロペス
DF:デ・シリオ、サパタ、ロマニョーリ、アントネッリ
MF:ベルトラッチ、デヨング、ノチェリーノ
MF:スソ
FW:L・アドリアーノ、バッカ

【エンポリ:4-3-1-2】
GKスコルプスキ
DF:ザンベッリ、トネッリ、バルバ、M・ルイ
MF:クローチェ、ディウセ、ジエリンスキ
MF:サポナーラ
FW:マッカローネ、プッチャレッリ

 ミランは序盤から積極的なプレスを仕掛ける。それでも15分ほどでエンポリにかわされ始めると、相手にボールを保持される時間帯が増えていく。

 しかし、16分ミランがショートカウンターから先制に成功する。L・アドリアーノのスルーパス一本でバッカが抜けだすと、DFのプレスとGKを掻い潜り冷静に流し込んだ。

 それでもゲームを安定させられないのがミラン。19分にビルドアップを奪われるとショートカウンターから、かつてミランに所属したサポナーラが抜けだしてシュート。1-1と同点に追いつく。

 その後も試合を支配するのはエンポリ。37分にはコンビネーションからサポナーラがミドルシュートを放つもこれはD・ロペスがキャッチした。

 状況を改善したいミランは後半からノチェリーノに替えて新加入のMFユライ・クツカを投入。55分にはスソに替えてMFジャコモ・ボナベントゥーラを投入する。すると68分、ボナベントゥーラのCKからL・アドリアーノがヘディングを叩き込みミランが勝ち越しに成功する。

 そのまま試合は2-1で終了。ミランが下位エンポリ相手に苦しみながらも今季初勝利を飾った。本田とバロテッリは出場なく終わっている。

【得点者】
16分 1-0 バッカ(ミラン)
20分 1-1 サポナーラ(エンポリ)
68分 2-1 L・アドリアーノ(ミラン)

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