ユリアン・ドラクスラー【写真:Getty Images】
ユベントスは夏の移籍市場でトップターゲットとして追い続けてきた選手をついに確保したようだ。伊『ラ・スタンパ』など複数メディアがシャルケのユリアン・ドラクスラー獲得で合意に至ったと報じている。
ドイツ代表として将来を期待される21歳のドラクスラーは、近年負傷に苦しめられて伸び悩んでいるが、今季は万全の状態で戦っている。敗れはしたが、28日のヴォルフスブルク戦にも先発し73分間プレーしていた。
ユベントスはシャルケに対し、移籍金2600万ユーロ(約35億円)を支払い、活躍に応じて600万ユーロ(約8億円)のボーナスが2年に渡って発生するという。40日間に及ぶ交渉で提示額は約1.5倍に膨れ上がったが、念願のトップ下を手に入れた。
ドラクスラーの獲得にともない、キングスレー・コマンはバイエルン・ミュンヘンへ買い取りオプションが付いた2年間の期限付き移籍となるようだ。レンタル料は500万ユーロ(約6億8000万円)で、オプションを行使する場合2100万ユーロ(約29億円)の移籍金が発生する。
少年時代から10年以上過ごしたシャルケを退団するドラクスラーは、ユベントスと年俸300万ユーロ(約4億円)の5年契約を締結する見込み。月曜日までに正式な発表が行われる。
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