セレッソ大阪の選手たち【写真:Getty Images】
今年で95回目となる天皇杯1回戦が29日に行われ、全国各地で”ジャイアントキリング”が起きた。
J1昇格を目指しているセレッソ大阪は、JFLのFC大阪と対戦。前半29分に高橋周也のゴールで先制点を献上すると、35分には中村亮太が追加点。窮地に立たされたC大阪は後半に永井龍が1点を返したものの、反撃及ばず。格下相手に1-2で敗れ、まさかの1回戦敗退となった。
他のJ2クラブが順当に勝ち上がる中、ザスパクサツ群馬も不覚をとった。FC岐阜セカンドとホームで対戦したが、C大阪と同じく前半のうちに2点を先行され、1点を返すのが精一杯。1-2で敗れて1回戦で大会を去ることとなった。また、隣県の栃木SCは流通経済大学と対戦し、延長戦までを0-0としたが、PK戦の末破れた。
J1から1回戦に参加している松本山雅FCは今夏加入したウィリアンに移籍後初ゴールが生まれ、サウルコス福井に3-0で快勝している。
天皇杯1回戦は30日にも13試合が行われる予定で、J2で絶好調の愛媛FCが登場するほか、長野パルセイロ対レノファ山口というJ3の上位同士による対戦も実現する。
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