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正GKはバレンシアに。欧州4大リーグからアジアまで…オーストラリア代表“海外組”の現在

text by 植松久隆 photo by Getty Images

キューウェル選出のベストイレブンとは?

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ハリー・キューウェル【写真:Getty Images】

 この記事がニュースサイトやソーシャルメディアで取り上げられてから、多くのファンがキューウェルとケーヒルの優劣を論じたり、2人の不仲の原因を邪推する書き込みが見られたりと、ネット上でちょっとした盛り上がりが見られたのだ。

 マニアックついでに、そのキューウェル選出のベスト・イレブンを書き抜いておきたい。

 4-4-2のフォーメーションのチームを率いるのは、名将フース・ヒディング。GKシュウォーツァー、DFラインはCBにクレイグ・ムーアとルーカス・ニール、SBには右にケビン・マスカット、左にスタン・ラザリディス。守備的な中盤にグレラとヨシップ・スココを並べ、攻撃陣は上に挙げた4人という顔ぶれ。

「こう見ると、確かにケーヒルの居場所無いな」――率直な感想だ。とはいえ、代表での比類なき貢献度を考えるとケーヒルを外すわけにもいかない。落としどころが見つからないので、キャリアの最後半に精彩を欠いたまま引退したビドゥカに、ここはご遠慮いただくべきだろうか。

 はたまた、ブレッシアーノを外して左MFにキューウェルとすべきか…どうやら“最適解”は簡単には見つかりそうにない。

【了】

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