広州恒大の中国代表DFチョウ・リンホウ【写真:Getty Images】
当時FC東京に所属していた武藤嘉紀(現マインツ)の獲得を狙っていたチェルシーは、再びアジア人の獲得に乗り出しているようだ。28日付の中国メディア『sina.com』は、昨季のプレミア王者が中国スーパーリーグの広州恒大に所属する中国代表DFチョウ・リンホウに興味を示していると伝えている。
同メディアによると、リンホウに対してファックスでオファーを送ったとしている。チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督はかつて「チョウ・リンホウはアジアのトップ選手の一人であり、高い技術を持っていて、彼はプレミアリーグで活躍するためのすべての条件を持っている」とコメントし、同選手を高く評価しており、中国のスポンサー目当てではないと同局は強調している。
リンホウは25日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝1stレグの柏レイソル戦にも出場し、フル出場を果たしてチームの3-1勝利に貢献していた。
今夏には日本代表FW岡崎慎司がレスター・シティに移籍し、韓国代表FWソン・フンミンがトッテナム移籍も決定している。日韓のアジア人選手がプレミアリーグ挑戦を決断しているが、果たしてリンホウも後に続くのだろうか。
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