シャルケに加入するアレクサンダー・ニューベル【写真:Getty Images】
日本代表DF内田篤人が所属するシャルケは27日、ドイツ2部のパーダーボルンから18歳で守護神のアレクサンダー・ニューベルを獲得したと発表した。
同選手との契約期間は2018年6月までの3年間となっている。シャルケのスポーツディレクター(SD)であるホルスト・ヘルト氏は「アレクサンダーは、彼の世代で最も才能のあるキーパーの一人に数えられる」と語り、高く評価していることを示している。
また、一方で「彼はプロチームと一緒にトレーニングすることになるが、U-23の試合に出る可能性もある。このポジションで不運な怪我が相次ぎ、つらい経験をした過去からも、我々は能力のあるキーパーが十分な人数揃っていることの重要性を分かっている」とコメントし、トップチームではなく下部組織のU-23が主戦場になることを示唆しながらも、怪我人が出れば出場機会が巡ってくる可能性を明かした。
前所属のパーダーボルンではトップチームの試合に出場することはなかったものの、U-23ではレギュラーとしてチームの守護神を務めている。18歳でありながら193cmと長身で経験を積ませることで化ける可能性もあり、シャルケのトップチームデビューも夢ではなさそうだ。
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