カザフスタン勢としてCL初出場のアスタナ【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)グループステージの組み合わせ抽選が27日にモナコのUEFA本部で行われた。カザフスタン勢として初めてのチャンピオンズリーグ出場となったアスタナのアウェイ遠征の距離が話題となっている。
アスタナはグループCとなり、ベンフィカ(ポルトガル)、アトレティコ・マドリー(アトレティコ・マドリー)、ガラタサライ(トルコ)と対戦する。中央アジアとヨーロッパにまたがるカザフスタンと、ヨーロッパ最西に位置するポルトガルの遠征は長く険しい道程だ。
アスタナのホームスタジアムであるアスタナ・アレナからベンフィカの本拠地エスタディオ・ダ・ルスまでの距離は実に「6171km」。そして、アスタナ・アレナから横浜国際競技場までの距離は「5574km」。なんと、東アジアである日本よりも遠いリスボンに遠征に向かわなければならないのである。もちろん、アスタナがホームの試合では相手チームが同様に長距離移動を強いられることになる。
さらにはカザフスタンと中央ヨーロッパ時間の時差は「5時間」。長距離移動だけでなく時差ボケとの戦いに挑まなければいけない。秘境アスタナとの対戦は、そのプレー内容だけでなく遠征を含めた総力戦となりそうだ。
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