香川真司は2ゴール。感じた「楽しみ」と「嬉しさ」
前半だけで決着は付いたと言っても、過言ではない。ここからオッズはELの本戦に出場するためには、4点を奪わなくてはならない。前半2ゴールのロイスは「僕たちはまだポテンシャルを出し切っていない」と言う。
香川はホームでの試合に対して「楽しみ」や「嬉しさ」を感じているという。また「こんな好チームでプレーすることは楽しい」とは、バイグルも話すところだ。19歳の新星ですら、余裕を感じていた。そんなドルトムントを相手に4点を奪うことは至難の業である。
トゥヘルはチームのパフォーマンスについて「我々のゲームに対して良いリズムだった」とも振り返っている。ドルトムントのサッカーから「楽しみ」や「嬉しさ」が途絶えることはない。後半も変わらず「引かれた相手に対してサイドからのうまいコンビネーションで、うまく崩して」、最終的にBVBは7-2でオッズを粉砕する。
89分、オーバメヤンの左からの折り返しに、香川が止めを刺して、ドルトムントはEL本戦の出場を決めた。
【了】