「ようやくスタートしただけ」
――相手のレベルがあるにせよ、ここまでチームとして多くの点が取れている
「攻撃もやっていて楽しいです。もちろん相手のレベルにもよりますが、去年はホームで1失点したら、ブロックを敷かれた際に打開策がなかなかありませんでした。引かれた相手に対してサイドからの良いコンビネーションで崩せています。今日も基本的にサイドからのクロスからのゴールが多かったですね。うまく崩して質も高かったからこそ、こういった結果に繋がったと思います」
――意図通りの攻撃ができている
「そうですね。精度が高かったです。今日は特にイリ(MFイルカイ・ギュンドアン)からの斜めのボールが精度が高かったと感じていました。そこのクオリティが高かったら簡単にボールが入ります。斜めのダイアゴナルの浮き玉のボールであったり、何回も起点を作ってチャンスになっていました。これは一つ代表にも通じるものがあるんじゃないかなと見ながら、感じながらやっていました」
――代表に通じるというのは
「こうやって引かれた相手が今後多くなる中で、どうやって崩したらゴールが入るのかを考えたときに、結局はサイドからの質だと思います。中はどうしても固いので。通じるものを感じましたけど」
――ノっている、というのはメンタルみたいなものが大きい
「もちろん結果が出ていることは凄く良いです。周りから見たらノっているという証拠になっているのでしょうが、しっかりと準備できているからこそ結果に繋がっていると思います。だからこそ、今日は相手も相手ですし、全く満足感は得ていません。日曜日の試合が本当に大事です。あくまでヨーロッパリーグの出場権を勝ち取って、ようやくスタートしただけなので。これからじゃないですか、本当に」
――試合が終わった後に疲れたなっていう感じを出すのは、逆にそれまで集中がギュっとしているから?
「そうですね・試合に向けて準備ができているから、試合中にできることがたくさんあります。これが一番繋がっているかなと思うので、試合に入る前の準備が試合の結果を左右していると思います。今後もしっかりと準備をして試合に臨みたいですね」
――先制点を取られた後も落ち着いていたように見えた。前回の戦いで3点差をひっくり返したから?
「それもありましたし、自分たちの攻撃が合えばチャンスになるというのが分かっていました。なので、焦る必要はなかったです」