ケビン・カンプル【写真:Getty Images】
ドルトムントで香川真司のライバルと目される選手に移籍の噂が相次いでいる。今度は半年前に加入したばかりのスロベニア代表MFケビン・カンプルが退団に近づいているようだ。独『ビルト』などが伝えた。
冬の移籍市場でザルツブルクから加入したカンプルは、ユルゲン・クロップ前監督の下で13試合に出場したが、先発の機会は8回しかなく、今季招聘されたトーマス・トゥヘル新監督もベンチに座らせることが多い。
半年間着けた23番を香川に譲り、ザルツブルク時代と同じ44番で気持ちも新たに定位置奪取を目指したが、香川だけでなくヘンリク・ムヒタリアンやマルコ・ロイスも絶好調で揺るぎない地位を築いているため非常に難しい立場に置かれている。
そこに目を付けたのはチャンピオンズリーグにも出場するレバークーゼンだ。カンプルにとって7歳から21歳まで在籍した古巣でもあり、相思相愛の関係にある。また、韓国代表FWソン・フンミンをトッテナムに売却する予定のため、その穴を埋める後釜を探している。
移籍市場閉幕まであとわずか。香川のライバルになりうるスロベニア代表MFの交渉は期限までにまとまるだろうか。
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