2.パウロ・ディバラ(ユベントス)
パウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
昨季パレルモで衝撃的なパフォーマンスを披露した21歳のアルゼンチン人フォワードは、今夏セリエA最高額の移籍金3200万ユーロ(約44億円)でユベントスに移籍した。
セリエAで13得点10アシストを記録した事実が物語る通り、ディバラはストライカーとしてもチャンスメイカー優れた能力を持っている。アルゼンチン人選手らしい体幹の強いドリブルと強烈な左足のキックを武器とし、そのプレースタイルはマンチェスター・シティのセルヒオ・アグエロを思い起こさせる。
ディバラは今季FWカルロス・テベスと、MFアンドレア・ピルロという偉大過ぎるレジェンドの後を引き継ぐことになる。前者は同代表の後輩として、後者は背番号「21」の後継者として。若干21歳の若者にとってはあまりにも酷なようにも思えるが、ファンはディバラがMFポール・ポグバとともに新生ユベントスを象徴となる姿を夢見ているのだ。
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