アクセル・ヴィツェル(左)とユリアン・ドラクスラー(右)【写真:Getty Images】
ユベントスが移籍市場終幕に向けてラストスパートを仕掛けている。26日、イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じた。
ビアンコネーロ(ユベントスの愛称)が獲得を狙うのはゼニトのMFアクセル・ヴィツェルと日本代表DF内田篤人が所属するシャルケのMFユリアン・ドラクスラーだ。ゼニトは来年で契約が切れるヴィツェルを今夏売却したいと考えており、移籍金を2500万ユーロ(34億円)まで引き下げるとみられている。
一方で、ドラクスラー獲得はより険しい道のりと言えそうだ。シャルケは依然ボーナスなしで移籍金3000万ユーロ(約41億円)を求めており、ユベントスの2300万ユーロ+ボーナスというオファーには大きな開きがある。それでも同クラブは諦めずに交渉を続けていくとみられている。
チェルシーからMFファン・ギジェルモ・クアドラードを獲得したことで、4-3-1-2と3-5-2だけでなく、4-3-3の採用も視野に入れているユベントス。果たして、ヴィツェルとドラクスラーを獲得し、盤石の布陣を築き上げることはできるのだろうか。
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