セルティックでCLに出場した中村俊輔【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ2ndレグが25日、26日に欧州各国で行われ、本大会に出場する32クラブが決定した。
日本代表FW柿谷曜一朗が所属するバーゼルと、同代表FW田中順也が所属するスポルティングCPはプレーオフで敗退。本大会出場は叶わなかった。
これにより、2015/2016シーズンは2005/2006シーズン以来となる10シーズンぶりに日本人選手不在のCLとなる可能性が浮上している。2006/2007シーズンはセルティックでMF中村俊輔がマンチェスター・ユナイテッド相手にフリーキックを沈めた大会として記憶に残っている。
2006年以降も、中村を中心に本田圭佑、内田篤人、長友佑都、香川真司ら日本人選手がCLに出場してきた。このまま移籍がない限り、今季は日本人選手が所属するクラブがCLに出場することはない。
ボルシア・ドルトムント、シャルケ、ミラン、インテルら日本人所属クラブの低迷が目立つ今季の欧州サッカー界。世界最高峰の戦いで再び日本人選手の勇姿を見れる日は訪れるのだろうか。
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