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ミラン、“悪童”バロテッリの加入を正式発表。本田と再び競演へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ミラン、“悪童”バロテッリの加入を正式発表。本田と再び共演へ
ミランに復帰したマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】

 セリエAのミランは27日、リバプールからイタリア代表FWマリオ・バロテッリを期限付き移籍で獲得したことを発表した。

 すでにミランはバロテッリがミラノ入りし、メディカルチェックを受けていることを公表していたが、今回の発表によりミランの一員となることが正式に決定した。

 伊メディア『フットボール・イタリア』によれば、ミランからリバプールに支払われる移籍金は無償で、給与は現在の半額となる週給4万ポンド(約750万円)をミランが負担すると伝えている。

 インテルの下部組織で育ったバロテッリは2007/08シーズンにトップチームデビュー。その後、マンチェスター・シティを経て2013年1月にミランへ加入しており、今回の移籍で古巣復帰となる。

 2014年1月にミランへ加入した日本代表FW本田圭佑はバロテッリと半年間ともにプレーしており、再び“悪童”と共演することとなった。

 ミランでは在籍1年半でリーグ戦43試合に出場して26得点を記録。2013/14シーズン終了後にはバルセロナへ移籍したFWルイス・スアレスの後釜としてリバプールへと加入するが、昨季のプレミアリーグでは16試合の出場に留まり、1得点に終わっていた。

 伊紙『ラ・レプッブリカ』はバロテッリのコメントを紹介。「戻ってくれて嬉しいよ。フィジカル面はとても良い。移籍の理由? たくさんあるさ。でもオレにはやるべきことがたくさんある。戻って来ることを想像していたし、ミランはいつまでも心にあった」と古巣復帰の喜びを語っている。

 ミランはこの夏、コロンビア代表FWカルロス・バッカとブラジル代表FWルイス・アドリアーノの2人のストライカーを獲得。バロテッリにとってはポジション争いのライバルとなるが、再びミランで輝くことは出来るだろうか。

【了】

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