ルーカス・レイバ【写真:Getty Images】
リバプール在籍9年目を迎えるルーカス・レイバは残留が濃厚となった。地元紙『リバプール・エコー』によれば、主将ジョーダン・ヘンダーソンの負傷と24日のアーセナル戦で再び評価を高めたことが理由だという。
今夏中盤の陣容刷新にともなって余剰戦力になると見られていたルーカスだが、ヘンダーソンが負傷で離脱したことにより、アーセナル戦で先発の機会をつかみ取った。そこでチームに安定感をもたらすハイパフォーマンスを披露したため、ブレンダン・ロジャース監督の信頼を回復したようだ。
トルコへの期限付き移籍が濃厚となっていたが、一転してリバプール残留の道が開けてきた。獲得に乗り出していたベジクタシュのフィクレト・オルマン会長は「リバプールは彼を放出したがっていない。我々に今できることは何もなく、補強を進めていくしかない」と撤退を表明している。
ルーカスはヘンダーソン復帰までは主力として出場を続けると見られており、引き続きトレーニングに励んでいる。一方のベジクタシュはトルガイ・アルスランとヴェリ・カブラクを負傷で失い、中盤の補強が最優先事項となっている。
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