柏レイソル相手に弾丸FKを沈めたパウリーニョ【写真:ダン・オロウィッツ】
広州恒大のブラジル代表MFパウリーニョが、25日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝1stレグで決めた直接FKが海外でも話題を呼んでいる。
英紙『ミラー』は「トッテナムで失敗したパウリーニョが中国で驚くべきゴールを決めた」と見出しを打って特集を組んでいる。
「このパウリーニョは誰で、スパーズ・バージョンの彼は何をしていたんだ?」
そんな文で始まった記事では、パウリーニョのトッテナム退団を誰も悲しまないほどイングランドでのプレーがひどいものだったと解説したうえで、「サポーターは、あのブラジル代表MFがどうやってこれまでより多くのお金を受け取っているのか困惑している」と、急激な復活に対する驚きを表現した。
そして約40mの距離から叩き込んだ直接FKを動画で紹介し、「曲がるロケット砲のようなFKはクリスティアーノ・ロナウドの野心を過剰に思わせる」と、武器であるFKを昨季50本以上外した世界的プレーヤーを引き合いに出して皮肉った。
最後には「トッテナムファンには信じるのが難しいかもしれないが、これが本当の彼だ」と、パウリーニョの実力を冗談交じりに称えている。
アウェイゴールを3つ奪って柏を破った広州恒大とパウリーニョは、圧倒的優位の状況で来月15日の2ndレグに臨む。
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